交通事故は不足の事態ゆえに、誰しも皆パニックになってしまうでしょう。事故に関わる諸々の手続きを終える頃には、疲れ果ててしまうことが多いです。そうなると、病院の受診を後回しにしがちですが、交通事故治療をしっかり受けるためには早期の受診が大切。特に、次のような2大要素が後遺症の予防に繋がります。

要素１：医療機関の受診は１週間以内

基本的には、医療機関への受診は事故に遭った日に行くのが理想的。無症状ながらも、身体の中で少しずつ出血している可能性があるからです。隠れたケガの早期発見につながるだけでなく、治療開始が早ければ早いほど、後遺症のリスクも軽減します。

また、自賠責保険の補償制度を考えると、事故後１週間以内には医療機関を受診することが望ましいです。自賠責保険はの補償はかなりシビアであり、事故から1週間経過すると適応外となることがあるからです。事故から2週間経過してしまうと、痛みがあっても事故との因果関係を否定されてしまうこともあります。そのため、事故後は早急に受診することを忘れないようにしましょう。

要素２：必要なのは根本治療

交通事故で発症することが多いむちうち症（頚椎捻挫）は、画像診断では異常が見つからず、痛み止めや湿布薬の処方のみで終了してしまうことが多いです。

薬で一時は痛みが落ち着いても、痛みを引き起こしている根本原因は改善されません。湿布薬を貼っても同様です。そのまま適切な治療をしなければ、身体の歪みは日に日に大きくなり、頭痛やめまい、耳鳴りなどの自律神経症状にもつながってしまいます。そのため、身体の歪みをしっかりと矯正し、根本から症状を改善することが大切です。

むちうちは頚椎がダメージを受けることで生じますが、頚椎は胸椎、腰椎、尾椎と全ての背骨と繋がっているため、その影響は全身に波及します。歪みが腰椎部分にまで進展すれば、椎間板ヘルニアやそれに伴う坐骨神経痛を引き起こし、歩行や排尿障害を引き起こすこともあるのです。全身的な後遺症を予防するためには、初期の段階で治療を行うことが重要になってきます。

整骨院＝全額自費負担というイメージを抱いてはいませんか？実は当院では、事故の被害者の方であれば、自賠責保険を利用して治療を行うことができます。また、任意保険や健康保険を使って自己負担を少なく治療することも可能です。交通事故後のけがをしっかりと根本から治療したいという方は、ぜひ当院へご相談下さい。